吾妻(群馬) 笹塒山(1402m)、竜ヶ倉(1410.6m) 2017年12月16日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:46 駐車場所−−6:50 林道−−7:26 林道終点−−8:18 笹塒山−−8:43 1250m鞍部−−9:06 踏跡−−9:42 竜ヶ倉 10:07−−10:39 ヒカリゴケ 10:40−−10:47 林道−−11:10 駐車場所

場所群馬県高崎市(旧倉渕村)/吾妻郡東吾妻町
年月日2017年12月16日 日帰り
天候
山行種類一般山行+藪山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車
登山道の有無林道〜笹塒山:踏跡程度、笹塒山〜竜ヶ倉:無し、竜ヶ倉〜林道:あり
籔の有無笹塒山〜竜ヶ倉間で灌木、枯れた笹あり
危険個所の有無竜ヶ倉北東鞍部から竜ヶ倉登山道に出るまでの斜面トラバースで谷を横断する箇所は場所によっては崖なので安全な場所を選んで横断すること
山頂の展望両山とも樹林に囲まれ展望は良くない
GPSトラックログ
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コメント滑川林道から周回。笹塒山は林道終点から踏跡ありだが山頂付近は消失するので低い笹の斜面を登り切れば山頂。すかいさんの山頂標識は地形図上の最高点1402m峰ではなく西側の1390m峰にある。笹塒山〜竜ヶ倉間鞍部から竜ヶ倉までは地形図上でヤバい匂いがプノウンだったので最初から尾根上は進まず南斜面を大きく巻いてヒカリゴケから続く踏跡に乗って山頂へ。おかげで危険個所は無かった。ヒカリゴケからの下りでは林道は伐採作業中で実質的に通行止め状態だった




滑川沿いの林道入口 林道入口の案内標識
林道入口のゲート。林業作業中につき開放状態だが
基本的に閉まっている。ただし施錠無し
笹塒山方面へ延びる林道入口のゲート(施錠)
林道脇に駐車 沢を歩こうとしたが諦める
植林斜面を登って林道へ 林道へ出る
分岐は鋭角に左に曲がる方へ 滑川林道細尾沢分線
林道終点 林道終点から立派な道あり
尾根に乗る。道は続く 標高1150m付近
標高1260m付近 標高1290m付近
標高1360m付近 笹塒山山頂(1402m標高点)
笹塒山山頂から見た谷川岳(たぶん) さらに西に目印が続く
1390m峰 1390m峰の山頂標識
1390m峰のすかいさん標識 さらに西へ。踏跡&目印無し
1370m峰。ここで南へ曲がる 標高1340m付近。尾根を外れて西へ
標高1270m付近 標高1260m付近。枯れた笹が登場
標高1250m鞍部 竜ヶ倉への登りにかかる箇所で左に下る
ここを下った。藪は薄い 風船の残骸らしい
このような谷を数か所横断する トラバース区間は枯れた笹が続く
最後の谷横断で獣道出現 低い笹の明瞭な尾根上に獣道続くがなおもトラバース
道らしき薄い幅広の筋に出る やっと目印登場で竜ヶ倉登山道と判明
標高1330m付近。谷筋に出る 谷の真ん中の小尾根を登る。ここから道無し
1370m鞍部。踏跡無し 竜ヶ倉山頂直下
竜ヶ倉山頂の祠 山頂標識
布kumoの残骸? 5円玉
祠近くの木に裏返った標識らしき物体発見 ひっくり返したらGさん標識だった
標高1120m付近 標高1050m付近
標高1040m付近でヒカリゴケ入口 柵に囲まれた内部がヒカリゴケの洞窟
岩の隙間にヒカリゴケがある ヒカリゴケ。見事に光っている
このような標識が所々にある 伐採地で林道に上がる
地形図に記載が無い林道の状況 地形図記載の林道に出ると伐採作業中
木の種類別に仕分けされていた



・南側を通る林道から周回。林道入口にはゲートがあるが施錠されていない。ヒカリゴケの案内が出ているくらいなのでマイカー進入禁止というわけではない? 施錠されているのはこの林道から分岐して笹塒山方面に入る林道の入口ゲート。
・路面は舗装されていないが普通車でも走行可能。ただし乾燥していると土煙で車が真っ白になるが。路面を見る限り頻繁に車が入っている様子で、実際に林道沿いには伐採作業の重機が見られた。
・ネット検索の結果では笹塒山と竜ヶ倉はそれぞれ単独に登られることがほとんどで(そのルートは登山道あり)、2山をつなげて歩いた記録は少ない。これは竜ヶ倉北東側が崖になっているから。今回は効率重視で2山周回を考えているが、無理に尾根通しに歩かず危険箇所は南に迂回して竜ヶ倉登山道に出る計画。
・まずは笹塒山。地形図では沢沿いに破線が延びているので沢を歩こうかと思ったが道は無いし水量が意外に多く適当ではないと判断、林道を歩くことにした。林道入口まで戻るのが面倒でショートカットで斜面を登ると別の林道が登場、すぐに目的の林道に合流した。
・最初の林道分岐で左に鋭角に曲がる道が正解。笹塒山の案内標識はない。ネットの記録では登山道があるように思えたのだが正式な登山道ではないのかも。
・林道終点から明瞭な広い道が始まる。ここにも案内標識はないが、間違いなく笹塒山に向かうものだろう。
・以降は尾根上を進む。一部迂回する場所もあるが、たぶん尾根上に岩があるのだろう。道はそこそこ明瞭。目印も点在する。
・高度を上げると笹が出てくるが膝丈ほどで密度もさほど濃くないので大きな支障にはならない。ただし道は踏跡程度に薄くなる。上部は尾根幅も広がって地形が読みにくくなるので下りは要注意かもしれない。
・竜ヶ倉に繋がる主稜線に出た場所が笹塒山頂。意外にも山頂っぽくない狭い尾根の一角で山頂標識はない。樹林を透かして多少の展望はあるがすっきりとは見えない。
・踏跡はここまでかと思ったらまだ西へ続いていた。おまけに目印もまだ続く。西隣の1390m峰にはすかいさんの山頂標識あり。もしかしたら古い地形図では今の最高点の1402m標高点は描かれていなかったのかも。
・この先は踏跡も目印も消えるが藪が無いので素直に尾根上を進む。
・1370m峰で尾根は南に屈曲するがそのまま直進すると主尾根を外れてしまうので西へ進路変更する必要がある。しかしこの尾根は低い潅木に覆われて見通しが悪く先の様子が見えないので正しい尾根に向かうのはなかなか難しい。獣道も無いので高度計を見て1340m付近で右の斜面を適当に下る。
・斜面に入ると背の高い落葉広葉樹に変わって歩きやすくなり視界も得られるのでルート判断は格段にしやすくなる。ただし鞍部までは明瞭な尾根とは言えない広い斜面が続くため気は抜けない。
・1250m鞍部は東半分は笹が無い地面だが西側半分は枯れた笹が林立している。しかし尾根が細くなると笹は消える。
・竜ヶ倉への登りが始まるところで左手の谷に下ることにした。ここからでは樹林が邪魔で危険地帯の様子が見えないのでもしかしたら突破できるルートがあるかもしれないが、当初計画通り安全策をとって竜ヶ倉の南斜面を巻いて登山道に出ることにした。
・谷筋の右側の斜面傾斜が緩むまで高度を落としてからトラバース開始。これまでと変わらず落葉広葉樹林だが枯れた笹が続く。密度はそれほど濃くないが歩きやすいとは言えないレベル。
・小尾根を越えたり谷を横断したりを何度か繰り返すが、特に谷の横断はガレた場所が多いので注意。安全に降りられる場所まで高度を落として横断することが必要。幸い、谷が深くて横断不能な場所は無かった。
・最後の谷の対岸には獣道が付いていて、それを辿って太い尾根に達すると尾根上に明瞭な獣道あり。この付近からは枯れた笹ではなく背の低い生きた笹(ミヤコ笹?)に変わる。
・このまま尾根を登ろうかとも思ったがおそらく登山道ではないと判断、そのままトラバースを続けると僅かな距離で道と思われる幅が広い筋に出た。ただし道の濃さとしては薄く登山道かの判断は保留とした。
・そのまま僅かに直進すると右斜めに分岐するこれまた薄い道らしき筋あり。でも今よりも薄く見えたため見送って直進するとジグザグを切りながら緩やかに下り始めたので逆戻り。すると道はあの薄い道の分岐点でジグザグを切っていて、直進方向は道ではなく獣道だった。
・斜め上に上がる薄い道を辿るとやはりジグザグを切って緩やかに上がっていく。これは人工的な道に違いない。見失わないように注意しながら進むとやっと目印登場。これで登山道だと分かった。藪は無いがとにかく道が薄いので、藪慣れた人以外だと外す可能性あり。岩場は一切無く安全ルートが続く。
・やがて登山道は落ち葉に埋もれた谷筋を登り、谷の真ん中の小尾根に取り付く。この先はほぼ道が無くなり低い笹原を登る。ただし主稜線は目前なので適当に上を目指せばいい。
・主稜線上に出るとここも腰の高さの笹原に覆われる。低い笹に覆われて道は無いが目印あり。
・西へ進んで竜ヶ倉山頂。ここは笹が切れた平坦地で祠があった。祠の近くの木に裏返しになった山頂標識があったのでひっくり返すとGさん標識だった。
・帰りは登山道を正確になぞって下る。ジグザグが終わると傾斜が緩むがまだ道は薄いまま。
・1050m付近で左手にヒカリゴケの案内が登場。そちらに立ち寄ると巨岩の下が柵に覆われて、その奥に巨岩の隙間があり緑色の蛍光色のヒカリゴケが見えた。冬でも緑色だった。
・その後は遊歩道のはずだが、今までよりは少し道が濃い程度で訪問者が少ないことがうかがえる。
・標高980m付近で伐採現場に突入。散乱した杉の枝で道が見えなくなったが、谷を挟んだ反対側の地形図に記載が無い林道に上がるのが正解だった。林道上も伐採された杉の枝が絨毯のように積み重なっていた。
・林道を下ると地形図に記載された林道に合流。ここで重機が伐採作業中だった。土曜日なのにご苦労様。道端には木の種類ごとに木材が積み上げられていた。
・林道を歩いて駐車場所へ。林道入口のゲートは開いていた。

 

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